人狼物語−薔薇の下国

502 温室世界の住人たち


運び屋 ヴェルナー

リア、おいで。

[ファミルを抱えたまま図書館の扉を開け、床を歩く黒仔猫を呼んで通りへと出す。
図書館の隣にあるファミルの自宅へと向かい、玄関を開けると甘い匂いが鼻へと届いた。
匂いの元を辿れば、細い花弁を重ねた雪色の花が見える。
それを目端に収めながら、奥へと進みファミルをベッドへと横たえた]

…いつまで続くんだろうな。

[いずれは自分もこうなってしまうのではないか。
そんな考えが頭を過ぎる。
「みゃー」と言う鳴き声が聞こえて、男はハッと思考を戻した]

(11) 2018/06/24(Sun) 01:08:10

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby