人狼物語−薔薇の下国

144 クルースニク、襲来!


野茨公 ギィ


            ……っ。



 目を、覚ませ。森の仔…!


[すんでのところで自制を取り戻し、顔を上げた。
牙は、わずかに青年の首筋を傷つけていて、
小さな血の珠が、膚の上に鮮やかに赤く膨らんでいる。

そこから極力視線を逸らしながら、彼の体を軽く揺すった。]

(11) 2014/02/20(Thu) 23:46:07

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