人狼物語−薔薇の下国

447 ―::ポルターガイスト::―2―


家鳴り

― 書斎 ―

並ぶ背表紙は誇らしげ
あるいは少しねむたげに

屋根裏から響く足音の、その軋む天井
  きし、ギシ

耳を傾けるならば、囁くような声が混じる
とても――とてもおしゃべり好きな家鳴りの声が

(……すねえ……  しい恋の物語など……でないようでございまして……いは……はり…)

  キシ、かたん

(11) 2016/09/18(Sun) 12:45:06

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