<i>『XB-109、聞こえますか。
L区画のミリアム・ミリアム・タラより連絡あり。
部屋まで来て欲しいそうです。
緊急事態の可能性を考慮し、ワタシもそちらへ向かいます。
場所は……』</i>
[部屋番号を通知して音声を切った。
管理区画から出てL区画へと向かう。
途中、歩いているヒト>>8に呼び止められて、立ち止まった。
視覚情報より、トール・アランと認識する。]
はい、トール・アラン。食べたい、のですね。
…。食堂までご案内します。
食事の希望はありますか?
天然食品は現在在庫数が少ない状況ですが、フリージングした食材と自動調理機器はあります。なお、フローズンディナーは各種揃えています。
[HK-099は負傷者の治療中だろうか。
ミリアム・ミリアム・タラの元へ向かうのが少し遅れてしまうが、XB-109にも伝達済の事項だ。
食堂まで先導しながら、トールへと問いかける。**]