人狼物語−薔薇の下国

201 異端なるモノの舞踏場


斬撃の翼 クレステッド

― 西五区 ―

[ 口にしてしまってから、詮無きことを聞いたかと、視線を落としかけた男は、返った言葉に>>9数度瞬く ]

そう、では、あなたにも理由があるのですね。

[ 異形種を受け入れ、融合者となった理由...ただ気侭に日々を奏でているようにも見えるこの男にも、と ]

いや、そうですね。そうでなければ...

[ 意も無く、己の在り様を貫く理由も無いなら、異形種に憑かれた段階で、自我を失うのが当然だったと、改めて得心して ]

ええ、私も『舞踏場』へ向かいます。......ですが、道は別れた方がいいでしょう。

[ 続いた言葉には、一度頷いてから、躊躇うように、視線を一度「外」に向けた ]

あちらも一人二人、では、来ていません。必ず手分けをして潜入を試みる筈です。
固まって動くのは、彼らに楽をさせるだけです。

(11) 2014/06/01(Sun) 01:46:53

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