人狼物語−薔薇の下国

157 泡沫の夢 ―人狼BBSでカオス編成RP村同窓会―


樹海の少年 ペーター

― →お菓子の家>>0:173>>0:174 ―

[姉に抱きしめられて、落ち着けるようになるまでの一時。
少年は、いつか姉に作ってもらった手料理のことを思い出していた。

甘くておいしいお菓子よりも、ともすれば尊いと感じられる、
宝物のような、思い出の欠片――]


……だいじょうぶだ、もう。

[姉の服の裾を握っていた手で、まだ残る涙の欠片を拭いて、
やがて肝心なことを忘れてはならないとばかりに、
あれからさらに半分に折ったチョコの木の枝を差し出した]

ねえちゃんの分。
おればっかりお菓子食ってたって、意味ねーし。

(11) 2014/03/09(Sun) 01:31:01

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