人狼物語−薔薇の下国

491 【SF人狼騒動村】Sleeping Silver SheepB〜敵は海賊!だけじゃない〜


警備員 ディーク

[ 休憩時間でありながら、身に着けているのは警備員の制服のまま。
 制服を着たままオフモードに突入し、メイン・サロンで弁当とは、上官や堅い同僚に見咎められたら小言では済まないだろうが、勤務態度に関していうなら、マイナスの評定は彼にとって問題にはならない。

 乗船時のミーティングの最後、スタッフの末席からはーい、と手を挙げて、セーラー帽を被った兎や白猫にきらっきらと輝く視線を向け、『お前ら、もふってもいいかい!?』と元気よく質問した時点で、最初から底をついているはずだから。]
 

  さあて、お楽しみと行きますか。


[ にやりと笑みを浮かべ、袋からがさごそと取り出したのは、乗船時に持ち込んだ手荷物だ。
 昔も昔の大昔、遥かなる地球星系人類の母なる星で発明された簡易保存食の復元品。
 お湯を注いで三分待つだけ、所謂『インスタントラーメン』である。
 なお、容器に描かれたマスコットキャラクター的な何かは、八本の手がにょろにょろとしていて六つの眼がぎょろぎょろしていて、どう見ても地球星系産ではない。

 容器の怪しさを気にした様子もなく、温水器からお湯を貰って席に戻り、このために調達してきた砂時計をいそいそとひっくり返す。]

(11) 2017/11/23(Thu) 01:11:34

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