……るー……。今の霧じゃ、思うようにいかないかなあ。色々と増えて来ちゃってるし。とりあえず、なんとか帰ってもらえないかなぁ。[そんな呟きをもらしながら、ぱん、と手を打ち鳴らす。翡翠色の光が舞い散り、ひょうひょう、という泣き声のような音が周囲に響き始めた。*]