おーーーい。誰かいる?
[洋館の扉をギィィと開け遠慮も無しに発声をしている]
ういー、ひっく。中隊長殿に散々飲まされたクラリッサ様が参ったのでありますヨー。
帰るのも面倒だからさ。ロービーのソファーでいいからちょっと眠らせてよ。
[...は、ポケットからありったけの小銭を握って、誰もいないフロントの上に威勢よく55ゲルトを置いた]
うん?ここは宿なの?宿じゃないの?よくわからないけど、まあ明日、皿洗いでもなんでもしてやっからサ、今日のところはこれで泊めてくれよ。
[...は断りもなく暖炉に木をくべて、その近くに座りこむと、やがて寝息を立て始めた]**