―テウティドドリルス号/操縦室―
誰に物を言ってるんだ…っ。
目を瞑ってても、ケンペレン研究所の近くに着けてやる。
そっちこそ、着陸制御をしくじったら承知しないからな。
[動力機関室からの怒鳴り声.>>3に、噛みつくように言い返して。
もう一度、着地地点のレーダー座標を再確認してから]
……ちょうどいい星、ね。
[近くから聴こえたトールの言葉>>5に、
“後悔”という名の、大きな溜息をひとつ。
宇宙船の故障が発覚した時、
小惑星タロスへの不時着に、なぜ反対しなかったのか。
いくら緊急事態だったとはいえ、どうかしていたとしか思えない。
よりによって、昔捨てて来た星に、こんな状況で戻ることになろうとは]