[がばっと顔をあげられれば、その勢いに軽く目を見張りながらも。トールの言葉>>9と、幾分落ち着いた様子に、ホッと安堵の息を零した。] なら、良かった……。[いや、正確にはよくないのだが。じーっと見つめられると、今度はこっちが落ち着かない。少し気恥ずかしさを感じながらも、数度目を瞬かせ、トールの目を見つめ返した。] どうしたんですか、先輩……?[尋ねる声も、つい震えてしまいそうだ。]