[真理が許してくれるなら、肩を借りてもう一度泣いた。例え、その瞬間に攻撃されても俺は何も言わない。] 永未に言えなかったなぁ。 ――――俺が白狼だって、こと。[あの時、俺が隠さなければ永未は落ちなかったか?さっさと俺を殺してくれていただろうか?後悔も何も、そんなこと考えても遅いのだ。いつの間にかあの浮遊感に襲われ、立っていたのは15(26x1)。**]