[カークの処遇が決まり、交わされる言葉が途絶えた頃合に、少女は口を開く。]…あ、の。その子が危害を加える事はないんだったら。この基地だけでも見て回るのを許してあげる…とかは、駄目ですか?[折角この星に来たのだ。情報生命体に思い出、という概念があるかどうか分からないが、籠の中の鳥は可哀想だと。叶うなら友情をと、そう思うのは駄目だろうか。そんな思いに突き動かされて口にしてみたが、結果はどうだっただろう。*]