人狼物語−薔薇の下国

297 吸血鬼の脱出ゲーム


夜盲 ジャン

―廊下―

 ――すみません、ありがとうございます。

[声に気付けば立ち止まり、
追いかけてくるアルビン>>5へ柔らかく微笑む]

 そういえば、周囲を気にされていましたか?

[彼が感じている視線のことは、知らない]

 本当に凄いです、アルビンさんは。
 こんなに罠の多い中、確り探索も進めていらっしゃって。
 僕は"ゲーム"の目的、俄かに忘れかけていましたからね。

 "餞別"がどのようなものかも、分かりませんし。

[会話をしながらも、周囲へ気を配ることは忘れない。
やがて鋭敏な聴覚に、伝わる少女の声>>9があった。
敵意は感じられず、そのまま振り返る]

(10) 2015/02/02(Mon) 23:36:29

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