人狼物語−薔薇の下国

208 守護天使は暗闘する


天使長 ジークムント

霧の影響が遅れて発露し、姿が消えてしまったか……
あるいは、……急な主命が下っただけやもしれぬな。
[あえて軽くそう言う。そうであってくれと願うのは本当だが、それ以上に、あまり心配しすぎる必要もないかもしれない、と同行する天使たちに教えたかった。
実際そう考えると辻褄は合う。収容所の魔物たちは見ていない、だが特に何か大きなことが起きた様子もない。そういうことは、ある]

大丈夫だ。あえて言うが……「この程度の事」で、シルキー殿が戻ってこなくなるなどありえぬ。
天使長の地位は、それほど軽いものではないよ。
[ある程度の本心も込めて、同行する天使たちに告げ]

さて、収容所の様子も確認せねばなるまいが、今は同胞を救うとしよう。
[霧に注意しつつ、シグルドが天使たちを導いてきたであろう宮殿の正門を開門――すると]

……霧が、晴れた、か?
一体何が…………
[はっとして、ゲルトに向き直る。果たして、彼女の姿はどうなっているだろうか**]

(10) 2014/06/24(Tue) 00:28:57

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