人狼物語−薔薇の下国

532 天命昇華


南極石の王子 クレステッド

[だが、次の瞬間には自分から視線を外した。]


 いや。
 神魔の意図は人間の思慮で測れはしないのだろう。
 詮無いことを聞いた。

 私は、私の力を尽くすのみだ。
 とくとご覧じよ。


[一礼した後、再び馬上に体を置く。]


 では失礼する。
 この先に、私たちの運命が待っているようだ。
 御身の上に幸のあらんことを。


[丁重に辞去の言葉を述べた後、手綱取る己が半身を促して先へと進んだ。*]

(10) 2020/02/25(Tue) 02:16:03

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