[やがて、>>3慎重な手つきで手は離される。思いつめたような表情は、何処か危うく思わせた。]――…いいえ。お役に立てたのなら良かったですわ。[けれどどう声を掛けたらいいのか分からずに、首を振るだけとなる。彼女の後を追って、碧の光の渦へ入っていった。*]