[>>1:387先駆けとなった道化師が放った魔力弾から、私の魔力の残滓が伝わる。
あれに合わせて使うとまでは思っていなかったから、周囲への飛散が心配になったのだが]
大事は無さそう、かな?
[どうやら水精たちが気を配ってくれたようで。
強酸の水膜すべてが魔神の鎧、体躯に弾け付いたを見て安堵の息を細く吐いた。
故に、私が意識を割くはタイガに乗せた術の作用だけに集中できて。
>>1:373光下りる中、>>1:397距離を詰めた黒の跳躍によって崩れた均衡が魔神の大剣を揮わせて]
お任せを!
[>>1:398呼掛けに、解放した風はタイガの身を伝い闇染まりし神の大剣の衝撃を受け止めた。
それでも強大な力は全て殺せる訳もなく、耐え切れたのはタイガ自身の身体と>>1:380カヤが送った加護のおかげ]