[じくり、傷痕が痛んだ気がして微睡みから目を覚ます。その瞬間ー激痛] あ"っ......!![足首でみしり、みしりと音をたてて何かが繋がろうとする感覚。苦しみにもがいた腕が壁を叩いたが隣の友は気づいただろうか何故か酷く乾いた喉から掠れた悲鳴を絞り出す。決して大きくないそれはドアの前で耳をすまさねば聞こえなかっただろう]