人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


独立解放軍副将 マーティン

―クリーク砦:出撃準備中―

[エドルファスと別れて暫し。
副将は先の戦いで汚れてしまった斧を整える為に、武器庫へと赴く。
しかし、自慢の大斧に代わるだけの武器はない。]

 ちっ、もっと大きい代物はねぇのかよ。

[不満そうに唇を尖らせると、大斧を磨くように下士官に伝えた。
下士官は慣れた手つきで大斧を受け取る。

そして再び踵を返すと、マーティンは砦のなかを歩く。
サシャ・カリュオンは果たして見つけられたかどうか。
辺りを見回していると、]

 おお、若。
 もう眠くねぇのかい?

[>>0:284 盟主の精悍な顔が視界に入る。
同じようにからかい混じりで声を掛けるが、ディーンの顔つきに眠気の類は見られなかった。
来るべき決戦に向けて、精力的に動いているように映った。]

(10) 2016/02/12(Fri) 22:16:48

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