そっか。なら秘密だね。[薄く浮かべた笑みは安堵か無念か。曖昧に。それから籠を抱えなおして]トマトを配り歩かなきゃいけないから、そろそろいくね。じゃあ、また後で。[分からないなりに予感めいた物を感じてそんな挨拶をした。彼の包帯でまかれた手>>6にトマトを数個強引に押し付けて、ばいばーいと手を振って立ち去ろうと]