[>>5薬に関しては、予備は当然ながら用意している。
ひとつくらいならば安く叩いても構わないだろうと。
足りなくなるようであれば、また薬草を練って調合すれば良い話。
父親の血を継いでいるからか、ある種特異な体質からか、
男の調合する薬は、同じ材料を用いても重宝されるもの。
戦場から傷つきながらも戻った兵士からは、
流石に大金を取り立てる気にならず。]
ああ、そこそこ効く筈だよ。
その足で遠い客室へ向かうのは大変だろう。
よかったら俺の借りた部屋と交換しようか?
[一階の食堂に一番近い部屋を借りてしまった事もあり。
彼がそれを望むのであれば、代わるつもりで。]