人狼物語−薔薇の下国

469 グラムワーグ・サーガ3 〜反撃の嚆矢〜


亡国の将軍 ヨセフ

[背水の陣───港を背に持つこのレオヴィル国は正にこの陣容だ。
峡谷の前に建てられたモーザック砦の周辺は激戦区となろう]

我らに先陣を切らせてはもらえないか。

[モーザック砦で陣を敷く際、男は最前線を願い出た。
男が率いるのはこれまでマルサンヌ砦で防衛を続けていた兵達。
砦を落とされはしたが、魔物との戦いは熟知している者達ばかりだ。
ただ、落とされたが故に残存する兵力は然程多くは無い。
王都シラーの守護部隊は民を護るために残った兵達も多く、そのまま囚われの身となっている]

……あの攻城兵器は、早々に手を打たねばならない。

[苦々しい表情で紡ぐのは、マルサンヌ砦にて均衡を崩したものについて。
様々な意味で苦い想いをしたことは、まだ記憶に新しい**]

(10) 2017/01/27(Fri) 03:29:29

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