[このままでは終わらない、終わらせない。ふつりとオクタヴィアスの心に想いが沸き起こる] ─── それから、 蜂起した者達が州都へ向かうようなら、食い止めて欲しい。 彼らに州都の土を踏ませるわけには行かない。[反領主を掲げ、領主を討ったならば次に考えられるのは州都を押さえること。彼らの目的を達成するには州都での宣が必須のはずだ。そう考えたオクタヴィアスは友にもう一つの願いを託す。彼ならばやり遂げてくれるだろうと言う信がそこにはあった]