[ロビーに辿り着いたら、静かに立ちながらラフィのお迎えを待とうとと。
どれぐらい待ったのだろうか。時間は分からない。
中々ラフィが来なくて、寂しさがどんどん募っていき、視線を落としていたら。
聞き慣れた声が、自分の名前を呼んでいて>>6、声がする方へ振り向いた。]
ラフィさんっ!?
[彼の手には、抱えきれないほど大きな白い百合の花束があって。
手を口元に持っていき、目を丸くしながら、ラフィを迎えて。]
あのぅ……ラフィさん、これは一体?
[事情が分からず、頭の上ではいっぱいの?が浮かんでいた。]