─第4エリア・花園─[ 花園に着くと、既に先客が居た。 新鮮で大量に流れる血も、普段ならば色々なものを 呼び起こしてしまいそうなのに。 それでも自我を保てていたのは、 きっと彼が守ってくれたからだろう。] エレンさん……ディーク君は……。[ 彼女の、そしてディークの遺体の傍へと近付いて。] 彼から、伝言を預かっている。 弔って落ち着いてから……話すよ。[ 既に魂の方と会っていた故、覚悟は出来ていたものの。 ショックは当然存在する訳で。]