[――そうしてカークの彼なりの考えとは。大量に複製されたスノウやラヴィに分散されたエネルギーを情報生命体に戻す事。それが終わるまでの責任は自分で取る―生命体が元に戻れるまでは軍の監視下に入るという事だろう―まで言われれば、少女に否はなかった。自分は被害を被ったとは思わないし、怒りもしない。まぁ、早めにローレル達は安心させてあげたいけれど。]…男前だね。[カークらしい、と。微笑んで、そうぽつりと呟いた。]