―小部屋―[部屋を出るタクマ>>6を、御気を付けて、と見送って。自分はぱちりと指をならし、衣服の血濡れを元へ正した。椅子へ掛けると、先程捉えたシルキーの気配>>4:176の所在を探るように意識を集中させる。しかし過ったのは、別の酷く嫌な"違和感"だった] ……ローレルちゃん?[それは少女の眠る寝台の方から。おずおずと振り返ってみると、其処には] ――――――…。[誰も、いない]