なんで‥って。
どうしてそんなことを聞くの?
[アイリが人払いをしておいてくれていたのは幸か不幸か、そこに在るのは私達二人と、事切れた能力者の亡骸。
>>8アイリの問い掛けにはさも当然のことだとばかり、首を傾げる。二つの瞳は慈しむようにアイリを見据える。]
だって、この子はアイリの‥私の敵よ?
殺そうとしてきた相手に情けをなんてかける必要なんて馬鹿げてるでしょ?
生かしておいたら、またいつか寝首を掻きに来ていた筈だわ。
[とんとん、とつま先でソフィヤの遺体を足蹴にする。確実に殺しきれたかを確認するかのように]