……フィオンさん。ごめんなさい。今は安全なところへ運ぶのは難しいですし、この先へお連れすることもできませんわ。ここで……待っていて下さいませ。せめて、護りの術を。[横たわるフィオンの亡骸に木の杖を向け、呪文を唱える。彼の着ているものに護りの「術」をかけたつもりだ]