― クレメンス邸 ―[しばしクレメンスとアレクシスのやり取りを眺めていたが、あー、と声を零しながらカップを一度置く]とりあえず、茶会に似合わねぇものは下ろそうぜ、おっさん。[ここで惨劇を起こしたって最悪の末路が待っているだけだ。守りたいものを巻き込んだ戦禍と言う末路が。仲裁を願っての言葉を発した後、カナンが口を開いた>>2ためにシメオンは一旦口を噤んだ]