[静かに呪文を唱えた声の後ろに続くように>>2:590
ぴしゃんと水音が聞こえた気がし、辺りを見渡す。
そんな物は見当たらない以上幻聴の類だろうと頭から消して。
服越しに感じた体温がその熱を高めているようだったが>>2:599
手水で手を清めたからだろうと濡れてもないのに理由を付け。]
呪いってのはしつこいと相場が決まってるからな。
[呪いのせいとはいえ昨日よりも近い距離感で巡ることが
何だか楽しくなり始め、語尾に喜色が混じり出す。
次の行き先が決まれば行こうぜ、と道も知らないのに腕を引き、
諌められながらもそこへと向かうだろう。*]