人狼物語−薔薇の下国

554 虹竜彩菓 ― 騎竜師学校祭典中 ―


騎竜師見習い ミヒャエル

― 本部 ―

そうですね、兎は足が強い。
方向転換に合わせて動ければ良かったのですが。

[>>0頷き、分析する。
野生の兎は捕食者から逃れる為に一瞬で方向転換する事が出来る。
魔法生物と野生動物がどれだけ近い性質を持っているかは分からないが、角兎は見事に逃げおおせた。

兎の動きを予測する事も出来なくはないが、先に動いて読み違えるよりは追いすがる方がいいのだろうか。
けれどあの速度で移動する対象を追うにはまだまだ力不足で。
しかし、目の前で取り逃がしてしまったのは悔しい。

本部に集められた魔法生物の奪還の可能性は、ゼロとは言えないが。]

……あの大きさで、そこまで知恵が回るでしょうか?

[青年としては否定の方向だ。
身体の大きさ=知能の高さとは思っていないが、何方かというと無邪気な子供との遊びのように受け取っていた。
それでも用心するに越した事はないので、本部の面々に伝えるのに異は唱えない。]

(9) 2021/12/08(Wed) 01:02:46

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