―回想・0日目・PM10:30・ラウンジ―
見つかって困るなら、こんな場所に居なければいいのに。
外は涼しくて気持ち良いよ。
暗いから、見つかることもない。
[相手>>2が驚いたことにこちらまで驚かされる。眠気か酩酊か、理由は知らないが随分と注意が散漫になっていたらしい。
今日は誰に話しかけても意外な反応や回答が返ってくる日だ。そうぼんやり考えていれば突然頭に感じる衝撃。呆気に取られて何も言わずに隣の相手を見つめた]
……君には、僕が子供か愛玩動物にでも見えてるの?
[瞬きひとつせず問いかける。前髪の影の中で瞳孔が光を求めてじわりと開くさまは、まさに猫のようだったかもしれない]