私も、途中で遭遇した彼に追手をかけているところですが、まだ…[ その言葉に重ねるように、絢爛無双隊の長──すなわちドロシーだ──を呼ぶ配下の声が届いた。みれば、負傷した偵察兵に肩を貸して配下の兵がやってくる。] おや、噂をすれば戻ってきました。 …追跡は失敗したようですが。