これより、聖地の南を迂回してキサンに兵を伏せ、挟撃の構えを作る。 昨日までは顔も知らなかった異国の者同士が肩を並べて戦う、 わたしはそれを嬉しく思う。 これは聖戦ではない。 けれども、我々と義のための戦いだ。 ── 心に太陽を。 さあ、ゆこう。[短いスピーチの後、武装も出自もさまざまな別働隊は、油樽を積んだ撹乱用の馬車なども同行してキサンへと向うことになる。**]