人狼物語−薔薇の下国

407 ルー・ガルー戦記 9 〜ラモーラル辺境戦


熊殺しの森の民 サシャ

[>>1:561>>1:562絞り出すような声も、吼えるような声も、サシャには聞こえない。
だから危ないと肩を引かれるまで、若獅子が喉に食らいつかんと放った一撃には気づけなかった。弩の列から離れていたのも、少しだけ他の弩とのタイミングがずれていたのも要因の一つか。

慣れない手が、だが決意と覚悟を持ち放ったそれは、いつだったか熊が当てられた>>1:197王の気とまるで同質のものを纏ったように―――。]

(9) 2016/02/15(Mon) 00:49:24

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