[見つめるシモンの顔が歪む。汗をかき、苦しそうな声を上げる>>7。]
大丈夫、だから、ね…?
[小さく呟き、ベッドの横に片膝をつくと、横たわるシモンの手を柔らかく握る。
ピストルを持たぬ左手で。]
(――例え人狼がいたとしても、シモンさんは襲わせないから…。)
[ママから聞いた、本当のパパの話。
ピストルと一緒にあった、顔を見たことの無いパパの手紙。
手紙が読めるようになって、やっと意味がわかった。
リーザにとって今一番大事な人はシモンだ。]
(ママ、私強い子になったかな…? 大事な人、護れるかな…?)
[心の中で、問いかける。**]