『何故それを最初から使わなかった!』正当防衛で連合軍の軍人を殴れる機会を手放すのが惜しくてな。[語気を荒らげる整備主任に対し、敵意に満ちた言葉をぶつけ絶句させる。新たな悪名を生み出した事を気にする様子は無く、背に周囲の憎悪を浴びながらも泰然した様子でSSTに乗り込む女。それは、まるで作り物を思わせる清々しい青空へ飛び立った**]