人狼物語−薔薇の下国

533 R【P】村2


奇術師 ツェーザル

[ カサンドラに提案をした後,考えさせてくれ…と言われた男は,カサンドラの家を出た。行くあてはなかったが,カサンドラにも考える時間がいるだろうと考えてのことだった。 ]

(アイツは俺と違ってWお優しいWからなぁ…。それに,地面の上に立つ家ってのは,どうにも居心地が悪いし…)

[ 男はしばらくの間,カサンドラの家の周辺を歩いていると,ふと足を止める。そこには縦横5メートルほど,密集していた木々が途切れ,日光を遮る物のない空間ができていた。 ]

お!!ここ良いんじゃねえの?

[ 男はそう言うと,地面の上によくわからない古代文字と,円を書き出した。
しばらくすると,地面の上には,見事な魔法陣が描き出された。男はその魔法陣に触れない位置に立つと,ぶつぶつと何かを唱え始める。十秒程たっただろうか,魔法陣が怪しい薄紫色に輝き,浮かび上がる。それは何度も膨張と収縮を繰り返し,いずれ地面の一点に向かって収束した。
その場所には,先ほどまではなかった地下への入り口らしき鉄の扉が出来ていた。男がその扉のハンドルを回すと,ゆっくりと扉が開く。]

たっだいま〜♪俺のコレクションちゃん♬

[ 鉄の扉の向こうは,男のコレクション部屋のみに繋がっている。他の場所に繋げることはできないが,異国の珍しい魔導者や気味の悪い装飾品など様々なものが揃っているため,旅先での実験に困ることはない。
そしてそのコレクション部屋の中で一際,異彩を放っている本棚があった。その本棚の中身はーー全て エロ本である。]

さぁて,王都で買いためた新しいお宝でも読んで今日は寝ようッと♬

(9) 2020/03/01(Sun) 11:03:06

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