― 『神魔の領域』・外周の森 ―
それは、閣下やお偉方が考える事で、俺がどうこう言う事じゃないね。
[自身に与えられた任務は、その一環だろうとは思うけれど、そこまで言う必要はない。
ともあれ、相手が杖を下げる様子に、こちらも柄にかけた手を緩めた。>>4]
おやまあ……信仰国家の巫女様ってのは、過激なもんだねぇ。
[く、と零れ落ちるのは笑み。
花を見ながらの言葉>>5に、ああ、こいつも聞いたのか、と思いながらもそれには触れず]
……ま、その点は同意しとくわ。
[軽い口調で返して、一歩、後ろに下がる。
引くならば何もしない、との意思表示。
それでも自分から背を向ける事はないのだが。*]