人狼物語−薔薇の下国

312 ルー・ガルー戦記 7 〜攘夷/開国篇


騎士団 隊長 フィオン

[シュナウザー・ロイヴァス。
フィオレンザより二年先輩の騎士だった。
髪を切り男と同じように振舞う少女の事を、彼だけはフィオンと呼ばなかった。

己はフィオンでいいのだと主張する自分に、やんわりと親から貰った名前を大事にしろと言う。]

「花の盛り、という意味なんだろう。いい名前じゃないか。」

…私には似合わない。

「そんな事はないよ。良く似合ってる。」

[そう微笑む姿にそれ以上言葉を継ぐ事が出来なかった。
不思議と彼に呼ばれるのは抵抗がなく。]

(9) 2015/03/07(Sat) 00:25:16

SWBBS V2.00 Beta 8++ あず/asbntby