―― 深夜:クレイエラの森・狩猟小屋 ――[考えに耽っていたとはいえ、静かな深夜の森での事。足音と扉を開ける音にそちらへと視線を向け。] あー…悪ぃ、起こしたか。 いやさ、多分だけど騎竜がいるんじゃねぇかなって思って。 ちょっとな、前に騎竜師で知り合いに似たヤツがいてさ。 違うと思うんだけど…うん、絶対他人の空似なんだけど。[バツの悪そうな顔になり。ぼそぼそと言い訳のように言葉を並べるが。]