…………。[別に、どっちでもいいかな。特別行きたいというわけじゃないけど、予定があるわけでもない。そんなことよりも今は睡魔に身を任せていたかった。] ………ん。[気だるそうに毛布で顔を隠す。――喧騒のなか眠っていた私が、バイトのメンバーにカウントされていたことを知るのはもう少し後の話。]