―1階・廊下―[見つけたゲルトの、微かに赤を帯びた眸と、言葉なく預けられた頭の重みに>>7 琥珀を瞠り。人狼と気づいたヴァルターとの会話は知れずとも、彼の様から感じられる何かに、数瞬 瞑目し。撫でるでなく、ただそっと、ぬくもりだけを添わせようと髪に手をのばし]