……どした、ルアル!?
[突然の声に表情を引き締め問いかける。
返る鳴き声にあるのは、警戒。緋の気配を感じる、と。
伝わる意思に淡い紅が険しさを帯びる]
方向、わかるか。
……行くぜ。
[短い言葉に、影竜はきゅぃ、と鳴く。戸惑い帯びた声──その戸惑いの元は、自分自身とわかる、けれど]
いかねーわけにゃ、いかねぇだろ。
[促しに、影竜はきゅぅぃぃ、と鳴いて。
しばし間を置いてから、感じた気配の方へと翼を向ける。
方向違えてから、少しして──届いたのは、短い言葉。>>4:269 >>4:274
淡い紅がきょとり、と瞬いた後──躊躇う事無く、通信回線が開かれた]