[椅子を複数重ねて、天井にある通気口のハッチを外す。そして身を乗り出し通気口の中へ。]
狭い…けど、ギリギリ通れそう…。
[埃っぽい通気口をなんとか進み、隣の区画へと降りる。そして元の場所へ戻る。]
ふう、ただいま。
[カークはどうやって隣の区画へ移動したのかと驚いただろうか。瞬間移動のマジックに見えないこともないかもしれない。]
通気口を通ったんだよ。私くらいの体格なら、ギリギリ通れる大きさになってるから。…ほら、お陰で服が煤けちゃって…けほっ…
[区画が封鎖されればその区画の通気口も閉まり通れなくなるのだが、そうでない限りは緊急の際の通り道になる。]