― 月の舞台 ―[送られた拍手の音>>6に、はっとしたような顔をする。 今の今まで、自身の舞闘を誰かに"見られる"ものとは意識していなかったのだ。 次なる対戦者の動きを待っていた所、聞こえた羽ばたきの音>>7に意識を引き戻す。 自身も主も当然ながら無傷ではなく、疲弊もある。 そのまま次戦に臨んでは、確かに全力での相対とはいかないだろう] ええ……そうですわね。 見せる力に不備があってはいけませんわ。[主の言葉に頷き、一時休息を取ることに同意した*]