― 渇きの渓流 ―[渓流の奥を見やりつつ、手繰るのは先から感じる気配。場の火気を取り込み続けていた身、消耗はないに等しい。休息を取る必要がないならば、と辿る先から感じ取ったのは]………………水気、か?[今いる場所とは真逆のもの──過剰なる水気。それも、陰気を強く宿したもの──とあれば、さすがに表情には険しいものが過る。それでも、行かぬ、という選択肢がない以上は進むのみ、と割り切って。他の者たちの様子を確かめようとした巡らせた視線は、肩を抑える神将>>7の所で一度、止まった]