― クリーク砦・北側見張り台 ―(弓には当てれなかったか)[目的の物に当てそびれたものの、射手には当たり距離は掴めた。>>1:560懸念していた通りタイミングをずらされてきたが、それでも間が空く隙は必ず出来る。その合間を縫い、次第に精度を更に上げながら一人、また一つと、射手か弩を潰しにかかる。意識は弓兵らへ向いていた為、見張りとしての役目は疎かになり、崖への警戒は薄れていた。盾に厳重に守られたオクタヴィアスへの警戒もまた、同じように。]